登場作品名 | スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース |
価格 | ¥5,800 (税込) |
販売方法 | 一般販売 |
発売日 | 2023年7月発売 |
メーカー | ハズブロ |
発売元・販売元 | 株式会社ホットトイズジャパン |
セット内容 | ・本体・交換用手首×2・ポータルパーツ×2・ポータル用スタンド |
製品仕様 | プラスチック 全高:約167mm |
パッケージ
パッケージ前面と後面


本体
全身が白い成形色のボディ、ダルメシアンのような黒ブチ模様、そして見てのとおりの長い手足が特徴的なフィギュア。
フィギュア本体の自立性だが、お腹周りに重心が偏っているため、お世辞にも良いとは言えない。飾る場合はスタンド推奨。
しかしながら、アクロス・ザ・スパイダーバースの劇中同様のスタイルとコミカルさをここまでフィギュアに落とし込めるのは素晴らしいの一言である。




可動
頭部は左右の可動に加え、上下にも可動。ボディに比べて頭部が小さく、首周りにも干渉するパーツがないので可動域は広め。

腕を水平に上げる可動は結構固め感じる。
おそらく、肩と胴体部分が干渉することによる動かしにくさだろう。
腕を水平に上げるポージング時は、そのまま肩を上に可動させるよりも、一度腕を前に持ってきた状態から腕を開くように動かしてから、肩を元の状態に戻すようにするとスムーズに可動する。
少々動かしにくいものの、可動域に関しては中々。見てのとおり腕が細いので、力の入れすぎで破損だけは注意。

肩部分をぐるっと回転し腕を上に上げると、お手上げポーズなんかも可能。肩があり得ない方向を向いていても、統一感のある白い体色でカバーされるので、目立たずに違和感もほとんどない。
脚は個体差なのか左足の設置性がかなり悪く、プロポーションも相まって自立させるのはかなりキツイが、こちらも可動域は腕周りと同じく広め。

二の腕にロール可動、肘関節、手首パーツにも上下の可動があるのでポージングの自由度が高い。


胸とお腹との間に左右のロール可動、腰には可動なし。
胸とお腹との間にある可動部位は、上下の可動こそしないものの360度回転。可動もスムーズでほのかにクリック感がある。お腹の出たスタイル、そして白一色の体色と可動部分に干渉しない絶妙な位置にブチ模様があるため、体をひねった状態でも違和感なくポージングが様になる。


付属品
付属品は、差し替え用手首パーツ(握りこぶし)×2、ポータルパーツ×2、ポータル用スタンド。

交換用手首パーツは握りこぶし手首が付属。マーベルレジェンドではお馴染みの差し込み式でこちらも平手同様に180度可動。


ポータルは付属品ながら精工なスパイダーマン(マイルス・モラレス)の頭部と右手が造形されている。スポットと組み合わせることで劇中のような戦闘シーンが再現可能。
どちらかというと、スポット自らがポータルを介してのパンチやキックをスパイダーマン相手に多用するイメージだが、それをフィギュアで再現するのはさすがに難しかったか。
今年2月に発売した「マーベル・レジェンド」6インチ・アクションフィギュア スパイダーマンシリーズ スポット(アップデート)にもほぼ同様のポータルパーツが付属するので、映画の続編ではこのような戦い方をするのかもしれない。



フィギュアの大きさ
スポット(16.7cm)と他のフィギュアと大きさを比較。
比較対象は「マーベルレジェンドのプロフェッサーX(ハウス・オブ・X)」(約16.5cm)と「BLACKシリーズ マンダロリアン(マンダロアの鉱山)」(約15cm)
マーベルレジェンドはラックシリーズと同様の6インチフィギュアとして展開されているが、マーベルレジェンドはブラックシリーズや他社で販売されている1/12スケールや6インチのフィギュアよりも少しだけ大きめ。

オモ写




以上、マーベルレジェンドシリーズ ザ・スポット(スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース)のレビューでした。スポットはヴィランキャラの中でも見た目とキャラクター性、ポータルを開いてマルチバース間の移動が可能というロマン能力持ちなので大好きです。その成り立ちはかわいそうだけど…。
すでにアップデート版(映画の後半で登場した覚醒後の黒いスポット)のフィギュアも発売されてますが、そちらも映画の続編でどうなるのか楽しみですね。
今回のレビューで使用したフィギュアはこちら↓
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース マーベル・レジェンド 6インチ アクションフィギュア/ザ・スポット